入社前の思い
Q.円満相続税理士法人に入社する前のキャリアは?
大学卒業後は大学院受験のために1年浪人をし、浪人中から図書館の非常勤職員として7年ほど働きました。作業内容の差はあるのですが、基本的に書庫に籠って何かしらの仕事をしていました。その後は図書館の資料管理・運営サポートで3年、データ入力で2年、2社で派遣社員をしていました。
円満相続税理士法人に入る前は、ずっと図書館で働いていたので、会計業界は本の中で見るだけの存在でした。
Q.入社のきっかけは?
前職で色々ありまして、非正規雇用を続けることの経済的なデメリットが大きいと考え、図書館の“中の人”から事務職に転職したいと就職活動を開始。私は人と接するより、裏方に徹する方が性分に合っているため、漠然と士業の事務所を探し始めました。
円満相続税理士法人の税理士秘書は、バックヤードに徹することができる点が魅力。お客様対応や電話応対もほぼなし、仕事内容は税理士のサポートがメイン、これは自分にとって理想的な職場ではないかと思いました。また、ホームページから楽しそうな印象を受け、長く勤められる予感がしました。
Q.面接ではどのようなことをアピールしましたか。また、面接時に円満相続税理士法人に感じた印象は?
面接時は、仕事をきっちりと早く終えるよう意識していること、コツコツと取り組む仕事が好きであることを伝えました。
現在とは採用のプロセスが異なり、私の頃は一次面接と二次面接がありました。 一次面接の際は、真面目な会社で厳しそうという印象、二次面接の後は、きっちりした中にも遊び心のある人が集まっているという印象に変わりました。
仕事のやりがい
Q.現在の仕事内容は?
税理士秘書の主な仕事は税理士のサポートです。
その中でも一番大きなウェイトを占めるのが財産評価です。お亡くなりになったその瞬間にお持ちだった財産を、お金に換算すると幾らになるのか、一定のルールに従い計算します。それに伴う書類のスキャン・印刷、郵送物の授受、諸々の確認なども行います。また、それとは別に総務や人事・労務、経理もしています。
Q. 業務の中で大変なこと、また喜びを感じることは?
私の場合は財産評価と事務のバランスを取りながら、最も大変な財産評価という仕事に取り組んでいます。パターンの様な物は存在するのですが、その枠に収まらない物も多く、検討している間にどんどん時間が過ぎていくことも多々あります。案件を複数持つことになるので、自分の中での各案件ごとの進捗調整も中々慣れず大変です。
喜びを感じることは、入社してから少しずつ増えてきました。最初は何も分からなかったので、税理士のサポートをすることでお礼を言われるのが嬉しかったです。もちろん、今でもです。仕事の範囲が広がってくると、知識が増えていくのが楽しくなってきました。
Q.入社後、成長できた所は?
転職をしたのが40歳も見えてきた頃。程よく働ければと思っていたのですが、いざ仕事をはじめてみたら新しいことを覚えるのが楽しくて、知識が増えたというのが一番成長できた点だと思います。
今後、FPなどの資格取得にも挑戦したいと考えているのですが、その意欲が出てきたのも、一つの成長だと思います。
社風
Q.同僚や会社の雰囲気は?
全員に言えることは、甘さではなく優しさを持ち、仕事に責任をもって取り組んでいることです。プライベートでは個性豊かな人の集まりで、趣味も好みもバラバラ。知らない世界の話がたくさん聞けます。会社は何というか、大学院の研究室みたいな雰囲気です。
お互いが違う案件の仕事をしているのですが、困った時には近くにいる人に質問できますし、時には数人巻き込んで「ああでもない、こうでもない」と議論が始まったり、オヤジギャグを飛ばす人がいたり…。最近は在宅率も上がって来たので、そういう日もあれば、2人や3人でひっそり仕事をしている日もあります。
Q. 入社してから人生はどのように変わった?
スタートが非正規雇用から正規雇用への転職でしたので、給与の面が大きく変わり、生活に余裕が生まれました。一人暮らしを始めたのも一つの転機だと思います。
また、フレックスタイム制と社内の雰囲気のお陰で、精神的にも楽になりました。現在は正直ワークにバランスが傾きつつあるのですが、仕事終わりにジムに行ってトレーニングをしたり、寄り道をしたりと自分の時間も楽しんでいます。社内制度に健康手当があるので、ジム通いには非常に嬉しいです。
Q.どんな人が資産税スタッフに向いていると思う?
一つひとつのことをきっちりこなす方や、サポートが好きな方に向いていると思います。
財産評価の仕事は正にコツコツと作業を進めていく仕事です。同時に税理士メンバーの急な用件に対応したりすることもあるため、サポート好きな方も向いているかな。最初のうちは作業に集中してもらいますが、慣れると複数の案件を同時進行することもありますので、マルチタスクが苦にならない方ならなおよいと思います。
Q.求職者の方に一言メッセージ。
私は業界未経験で応募をしたので、怖い人が多いんじゃないかとか、仕事が覚えきれないんじゃないかとか、実は色々と不安を覚えていました。しかし、入ってみたら杞憂だったなと思いました。少しでも興味を持ったら、ぜひ応募してみてください。