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久保 佑紀
2024年入社
責任者税理士 / 東京事務所
久保 佑紀 | 責任者税理士
久保 佑紀 | 責任者税理士

インタビュー

独立開業の経験もあるとのこと。入社のきっかけ、決め手は何ですか?

勤務税理士時代は、主に個人事業主や法人のお客様を対象とした税務サポートをおこなっていました。
しかし、当時相続税申告に実務として携われたのは数件程度にとどまり、「より多くの経験を積みたい」という想いがずっと心に残っていました。

独立開業後も状況は大きく変わらず、相続税申告をご依頼いただける機会は限られ、やはり個人・法人のお客様が中心でした。税理士紹介サイトの活用も検討しましたが、「とにかく安くやってほしい」というご要望を強く感じ、単に申告件数をこなすような働き方に疑問を持つようになりました。

「安さ」ではなく、「付加価値」を感じていただける仕事をし、プロとして誇りを持って働きたい——そう考えていたときに出会ったのが、円満相続税理士法人でした。

代表の橘税理士やほかの税理士が発信しているYouTubeやブログなどを見て、常に自己研鑽を重ねる姿勢や、向上心にあふれた組織風土に強く惹かれました。また、考え方や人柄にも共感する部分が多く、「ここでなら、自分が目指す税理士像に近づける」と確信し、入社を決意しました。

現在の仕事内容、やりがいを教えてください。

現在は責任者税理士として、相続税申告業務やご生前対策を中心に担当しています。一言で「相続」といっても業務範囲は広く、お客様からのご質問対応や財産評価に関する業務など、日々多岐にわたる分野を調べながら実務にあたっています。

今はインターネット上に情報があふれ、誰でもある程度のことを調べられる時代ですが、実際にお客様お一人おひとりに本当に必要な情報は千差万別です。「いろいろな情報に混乱していたけれど、自分にとって必要なことがよく分かってすっきりしました」と言っていただけたときは、この仕事のやりがいを強く感じます。

民間企業への転職に不安はありましたか?また、どのように解消されましたか?

円満相続税理士法人の業務のレベルについていけるかという、漠然とした不安がありました。
というのも、入社前の時点では相続税業務に携わった経験が少なかったためです。

しかし、過去の事実を変えることはできません。不安を払拭するためには、目の前の実務に真摯に取り組み、自己研鑽を積むしかないと考え、日々意識しながら業務にあたりました。

現在は入社2年目を迎え、何が最善かを臆せず考え、行動できるようになってきたと感じています。もちろん今でも悩むことはありますが、1年目で積み重ねた経験が自信となっていることを実感します。

入社後に改めて学び直したことや、アップデートできたことを教えてください。

入社後も定期的に知識の見直しはおこなっていますが、特に「民法」分野は奥が深いです。
また、私は税理士試験で「相続税」を受験していなかったため、現在も通信講座を受講し、体系的に相続税法を学び続けています。通信講座では法律を体系的に学べることがメリットです。一方、社内研修の一環である「事例検討会」や、代表の橘税理士が講師を務める「円満相続塾」では、より実務に直結した力を確実に伸ばすことができます。

法律を知識として理解することと、それをふまえた塩梅を考えながら目の前のお客様に最適な提案をすることは、まったく別のスキルを要するものです。単なる知識の習得にとどまらず、学んだことを実際にお客様へ提供し、直接喜ばれる経験を得られるのは、円満相続税理士法人ならではだと思います。

担当する相続案件の規模や難易度は、開業時代と比べてどうですか?

案件の規模も難易度も格段に高くなっています。実は開業時代は、相続税申告の案件にほぼ携わっていなかったこともあり、想像していた以上でした。

弊社では、すべての税理士が平等に案件を担当できるよう、あえて税理士の「指名制度」は設けていません。
そのため、経験年数に関わらず、資産規模の大きな案件や難易度の高い申告に携わる機会があり、まさに機会均等の環境です。

もちろん、必要に応じて先輩税理士がオブザーバーとして案件に加わってくださる仕組みもあるため、過度に構える必要はなく、安心してチャレンジできます。

こうした案件に取り組むなかで、知識が深まり、対応力の幅も広がっていくのを実感する日々です。一つひとつの経験が成長と自信につながっていると強く感じています。

久保 佑紀 | 責任者税理士
あなたが考える円満相続税理士法人の魅力、強みは何ですか?

円満相続税理士法人の最大の強みは、相続税に特化し、その分野を極めたいという強い志を持ったプロフェッショナルが集まっている点だと思います。「少しでもお客様の納税額を抑えたい」「もっとよい提案ができないか」と、日々の勉強や研鑽を惜しまず努力を重ねているメンバーばかりです。いわば“相続オタク”の集団とも言えるかもしれません。

もう一つの大きな魅力は「人」です。職種や立場に関わらず、すべてのメンバーが常にお客様、そして一緒に働く仲間のことを考えて行動する風土があります。
高い専門性と人間的な温かさを兼ね備えた、まさに唯一無二のチームです。

円満相続税理士法人の社員・会社の雰囲気を教えてください。

全員がプロフェッショナルとして、よりよいアウトプットを追求しながら協働していることが、私たちの大きな特長です。とはいえ、決して体育会系のような厳しさがあるわけではなく、礼儀正しく、穏やかで温かな人柄のメンバーばかりです。

いわゆる「上下関係」という言葉は、円満相続税理士法人にあまりなじみません。先輩社員は後輩の意見を最後までしっかり聞き、後輩社員もまた、先輩に対して率直に意見を伝えられる——そんな風通しのよい雰囲気があります。

このような文化の背景には、「立場に関係なく意見を出し合い、もっとも精度の高い申告を目指す」という共通の価値観が根付いています。安心して相談できる環境が整っており、お互いを尊重しながら、心地よく働ける職場です。

チームで働くことの価値を感じるのは、どんなときですか?

相続税に関するご相談は非常に多岐にわたり、ご家庭の数だけ内容が異なるため、まったく同じケースは一つとしてありません。
その分、悩む場面も多いのですが、社内には「相談チャット」というチャットグループがあり、困ったときにはすぐに意見を求めることができます。疑問点や判断に迷うことを投げかけると、国税OBの税理士や各拠点の税理士が、それぞれの視点から具体的なアドバイスや考え方を共有してくださいます。

自分一人では思いつかなかった解決策に気づくことができ、より深く、幅広い価値を提供できていると実感する瞬間です。こうしたチームでの知恵の共有があるからこそ、お客様に対して自信を持ったご提案ができるのだと思います。

これからのビジョンを教えてください。

入社2年目を迎えた今、一つひとつの業務の意味や背景をより深く考え、相続税の分野をさらに極めていきたいと考えています。

ありがたいことに、円満相続税理士法人の名前をご存じの方も増えてきましたが、それはあくまで代表の橘税理士や先輩方が築き上げたブランド力の成果です。そのような今ある環境に甘んじることなく、自分自身の専門性や価値を高めていくことが大切だと感じています。会社のブランドに頼るのではなく、常に自分を俯瞰しながら成長を目指し、組織にしっかりと貢献できる存在になりたいです。

数年先の具体的な目標はまだ模索中ですが、まずは目の前のお客様一人ひとりに全力で向き合うことを大切にし、経験を着実に積み重ねていきたいと思います。

求職者の方や、同じように開業を経験しながら悩んでいる方に向けて、一言お願いいたします。

独立開業は、非常に貴重で得がたい経験です。ただ、個人で開業していると、相続税申告に関わるご案件に出会う機会自体が少ないと感じることもありました。また、一人で判断を背負うことは、想像以上に大きな負担になることもあります。

私自身、悩んだ末に「専門性を深め、チームで価値を提供できる環境」を選ぶという決断をしました。
実際に一歩を踏み出すことで、学びや出会いの幅が大きく広がり、税理士としてのやりがいをより強く実感できるようになりました。

もし今まさに悩んでいらっしゃる方がいれば、環境を変えることもひとつの選択肢として、ぜひ前向きに考えてみていただきたいです。

久保 佑紀 | 責任者税理士

1日のスケジュール

9:00

勤務開始(基本的には在宅勤務、ご面談がある日は出社しています)
メール対応、スケジュール確認

10:00~

自身が前日におこなった財産評価のチェック
(頭がすっきりしている午前の時間帯におこなうようにしています。)

12:00

ランチ

13:00~

ご面談準備、相続税申告書の作成、調べものなど。

18:00

帰宅
在宅の日はすぐに家事に取り掛かれるのでありがたいです。

久保 佑紀 | 責任者税理士

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